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6/20/2016

自分を見つめる旅 Newstrelitz (2)

今回は前の旅の日記の続きを書き留めておこうと思います。ノイシュトレーリッツはドイツ北西部メクレンブルク=ホワポンメルン州にある町で、ベルリンから北に約120km、(ローカル線の電車で1時間15分)のところに位置します。
沢山の湖が見られるノイシュトレーリッツ。

メクレンブルク湖水地方は約12000年前に氷河期最後の雪解け水によってこのような地形に形成されたそうです。
巨大な森、ミューリッツナショナルパークで湖のほとりを歩きながらそんな話を聞いていると頭の中に巨大な氷河が溶けて流れ込む様子が目に浮かび、感慨に浸りながらさらにさらに森の奥へと進んでいきました。
今朝は鳥のさえずり声と日の出と共に目を覚ましました。着替えを済ませた頃にちょうどファルクも部屋をノックしてくれました。まだ日中との気温差激しいドイツ。寝る前にファルクが準備しててくれていた薪ストーブのおかげで凍えずに熟睡できたはずなのですが…。実は旅の初っ端から大変なアクシデントに見舞われたのでした。
昨夜、夕食を済ませたあとファルクが私の部屋の出窓に喉が渇いたら飲めるようにと気を利かせてハーブティーの入ったティーポットを置いてくれていました。薪ストーブの火が勢いよく燃えて彼が言ったとおり、深夜には部屋がサウナ状態に。暑さに耐えきれず目を覚ました私は暗い部屋の中、月明かりがぼんやり照らす白い窓枠を頼りに手探りで見つけたレバーを引き、ずっしり重い窓を少し開けました。冷たい風がすうっと隙間から流れ込んで部屋は丁度良い温度に、私はまた深い眠りにつきました。その時いきなり側でガシャーンと陶器の割れる音がしてハッと目を覚ました。私はそれが何かという事にすぐ気が付きました。強い風が吹き込んできた瞬間、窓が押されて大きく開きティーポットが落ちて割れてしまったのです。間違いなく3世代は大切に使ってきたであろう古く美しいデザインが描かれたティーポットは悲惨な姿に、そしてまだおろしたてのカーペットにハーブティーが染み込んでしまいました。ファルクのお母さんの思い出がいっぱい詰まったティーポットを壊してしまった。ああ、時間を戻せたらいいのに...。とっさにテーブルの上に置いていた明らかに小さすぎるハンカチを染みに押し当て、壊れた破片を1つ1つ片付けながら次にどうすれば良いか考えていました。
薪ストーブのあるベッドルーム。
薪ストーブの炎は落ち、ほのかな温もりが部屋に残りベッドもカラッとふかふかで快適なはずなのにこの惨事のためにその後は全く眠りにつくことができませんでした。そして翌朝起きてから泉の湧き水を飲むまで口を開いてはいけないという約束事をすっかり忘れてしまっていた私は、おはようと言っても無反応なファルクに昨日の出来事がリンクしているのだと一方的に思い込んでかなり落ち込んでいました。周りの清々しい空気と木々の隙間に明るく差し込む朝日とは対照的に暗く沈んだ気分ままファルクの背中を追いました。森に入る途中でふと昨日の約束を思い出したのです。
どれぐらい歩き続けたでしょう。時計も携帯も持ち歩かない、暗黙のルールは了承済みです。ただ太陽の傾き加減と風の方角だけを頼りに巨大な森を歩き続ける彼は博識多才でとても同じ歳だとは思えません。「彼は話し出すと止まらないことがあるのよね。」と彼の母が話してたことを思い出し思わず笑顔になりました。日本を歩いて縦断し東海道を通って京都に辿りついた。と山で出会った時に聞いて彼はただ者ではなさそうだと思ったけれど、さすがに今回も私達が次に向かう方角を何の迷いも無く指し示す彼の指が私には彼はただ者ではないと語っているようにすら思えました。
ふと空を見上げると、太陽はまだ真上ではないことから正午より早い時間だということだけは私にもわかります。
朝に洗った長い髪もすっかり乾いて来た頃、やっと泉に辿り着きました。黒い土と湿った草の隙間からキラキラと湧き出る泉。ぬかるみを避けながら泉の傍に側まで歩み寄り屈んで両手いっぱいに掬いあげた湧き水を一口ふた口飲みました。それは冷たく、そして枯葉などの有機物を沢山含んだ湿地特有の土の味がしました。決して美味しい水とは言えませんがこの味は私にとっての唯一無二の忘れられない味になったのです。
一言目に口を開いたファルクは言いました。「喋りすぎだよ!笑」
忘れてた!ゴメン。笑い声は広い森に響き、水の流れる音と木々の犇めきあう音と共に穏やかに消えていきました。

森を歩いていると、所々に明らかに人工的に木で組まれた台があります。それは猟師の為の見張り台だとか。獲物の行方を観察する台だそうですね。そしてその近くに建てられた丸太の先を指して「これ何の味がすると思う?」とファルクは木の先を触ると指を舐めて見せました。私も真似して舐めてみたところ木を止めていた釘の錆びた鉄の味が鼻からツンと抜けました。「何これーっ!不味い。鉄!!」ハーブや蜜のフレーバーなんかを想像していた私は予想外の味に顔を歪めて叫んでしまいました。ファルクと一緒に味見する物っていつも変わった味がするような気が…(苦笑)「ああそうかい、まあ鉄の味もするけどね。笑」それは動物を誘き寄せる為に塩の塊を置く台のついた丸太だったのです。そう、この森は沢山動物がいるのですね。土の上には動物たちの毛や足跡が付いていてそこからファルクは動物たちがいた時の状況をいくつかの条件から推測して説明してくれました。「この両足跡の距離と体重のかかっている位置と足の爪の開き具合からして速く走ったことが判る。しかもこの足跡とこっちは違うね。これも違う。鹿の群れで何かから逃げたようだね。そして、あっちの木の下は安全な場所。あそこで止まってるね。」ファルクの話にのめり込むように聞きいっているとまた、私の頭の中に沢山の鹿の群れが目の前を走っているイメージが出来上がりました。他にも樹液を集めて天然ゴムを採取した頃の傷跡が木に残っていたり、1945年以前かつてのロシア赤軍がこの森で演習をしていた頃の戦車の通り道や停車場も当時のままの姿を残していました。そして木材になる木の種類もとても豊富でビーチやバーチ、ホワイトウッドやオークなどを身近に見ることができました。時々立ち止まって白い古い木の皮を剥いでポケットに詰めているファルク。何に使うのかと訊ねたところ、この木材が薪ストーブの火を最初に起こすときには1番最適だとか。さらに歩き続けましたが、森の中は陰が多くたまに冷たい風が吹くので薄着だった私の身体は徐々に冷えて来ました。寒いのかい?ファルクは道を逸れると徐ろにすすきの穂を摘み始め、集めた穂の束を私に差し出しました。そうです、私の予想した通りこれを背中とお腹に入れておけと。いい毛布代わりになるよね?と言わんばかりにファルクは微笑を浮かべ、また歩き続けました。すすきの穂は細かい屑が散らばり、硬い茎の部分がチクチクと肌に当たるので決して快適とは言えません。でも何も無いよりはマシだしこのまま寒さに耐え続ける訳にもいかないと彼のアイディアを肯定するよう自分を納得させて青いソフトシェルと肌着の隙間に乱雑にそれを詰め込みました。そしていつも通り振り返りもしない、待ってもくれない彼の後を追いました。着ぐるみを着ているかのように膨らんだおなかで。かなり不恰好な容姿のまま小走りで。その姿はまるでドラえもんです。こんな姿、見たらみんな笑うだろうな…。でも幸いここには誰も居ません。
そう、仮に大自然の中の社会に必要最小限の物だけで生きていかなければいけないとすれば、私は何を本当に必要とするのでしょう。考えてみるととても深く面白いのです。必要性の高いものの優先順位の位置付けとして"華美な装飾"例えばメイクアップなどはかなり優先順位の低い、もしくは不必要に等しいのではないかと思いました。一般に言えば子孫繁栄の為に雄を魅了する目的?それ以外にここでは必要では無いのかもしれませんね。いや、でも雄を魅了するのに着飾ることは自然界では通用しないのかもしれません。飾られた美は雨や風、自然界の中では一瞬にして消えてしまうもの。動物の中の人間として異性を魅了する為のものにはそういう飾られた美は必要なく知識や人間性、優しさや思いやり裸の自分になった時であっても無くならないものである必要があり、生まれ持った美しさや個性を受け容れてくれる相手が自然にパートナーとして成立するのかもしれないと思いました。でも実際私たちは森の中で生活している訳ではなく、モノに溢れた現代社会に属しているので少し話が違うとは思いますが。しかし日常社会に戻ってもきっとベースは同じであるべきなんでしょうね。そこにプラスαメイクアップやファッションで自分のカラー、香り、個性をアピールするのは悪く無いと思います。もちろん人それぞれ、意見は異なると思いますが。でも少なくとも私はこの数日しばらく日常社会から離れ周りからの情報、SNSを断ち、自然と向き合って過ごしてみた中で幾つか大切なことを再確認できた気がしました。

そして午後になり、私達が森の中から広い草原に出たときには二羽の野生のツルが華麗に舞う姿をも見る事が出来ました。暫く立ち止まり双眼鏡を開いた私達は静かに息を潜めて彼らの姿を観察しました。 細く長い脚の美しい二羽の鶴はエレガントで美しくいつまでも眺めていたいと思うほどでした。
この深い森には長い歴史と共に育まれてきた人々の知恵や貴重な自然の産物、野生動物の住処が残されている国立公園として沢山の自然愛好家に親しまれ続けているのです。
小屋に戻ったあと、ファルクは前日に作ったというミルクのスープを温めてくれました。なんかもうチーズっぽくなってるね、と笑いながら。お決まりのライ麦パンに始まってハーブ入りファーマーズチーズをはじめとする数種類のチーズ、リンゴとブドウ。シンプルでも温かい食事にイースターホリデーの沢山の美味しいチョコやナッツなどのお菓子を大人の私だけのために隠してくれるなど心憎い演出まで。彼の心のこもったホスピタリティに再び感動させられました。
鳥の図鑑と双眼鏡を片手に、森の木々の声、自然に残る歴史や動物たちの足取りを辿るこの旅で美しいものに出逢い、普段気付かなかったことについて改めて考えたり自分を見直すことが出来たことは何よりの収穫だったと思います。

Thank you so much! Peter, Johanna , and Falk. 

5/17/2016

A Jewelry Box floating in the night sky( EN)

A Jewelry Box floating in the night sky



Close your eyes, and you will feel something similar to the sound of silence.

It allows your five senses to wake up. I'm in a deep forest, in Germany.

During the times of Former East Germany (also known as GDR), there was a period when entering the Mülitz National Park was strictly prohibited to the public. Because of this, the plant and animal life of the forest remained undisturbed for years.

Rare plants and trees that can only be seen at beech virgin forests along with several bird species and wild animals inhabit the forest.

Species like the endangered white-tailed eagle known as Osprey, common cranes, black storks, red deer, Eurasian Bittern, pigs and woodpeckers live in the woods.

I take several deep breaths. The clear and fresh air makes me forget the fatigue caused by the long train journey that brought me here. It smells of wood, fallen leafs and soil. An animal was there recently.

Mülitz national park was founded in 1990 over 318 ㎢ of land (The same size as six Tokyo Domes!), in Mecklenburg-Vorpommern. In total, there are 100 lakes and countless bodies of water in the park. I felt that if I go deep inside the forest alone I could easily get lost. This forest is huge.



Now it must be the time when cherry blossoms are catching people's attention in Japan. In Germany, we are in the middle of the Easter holiday.

Last time I saw my friend Falk was August.  Now he looks like he has lost some weight. I don't know if it's just my imagination, but he really looks different. Germany is facing a serious immigration problem nowadays. His way of seeing all this is very patriotic, maybe even going further than most people do. He must be mentally tired, so I decided to ask him about it.

I got the feeling that everyone reacts more sensitively about this subject recently. They can't hide their irritation, making it hard for them to face reality.

They don't know ho should they blame for, what leads them to hurt people that has nothing to do with all this. It's like a vicious circle from where they can't escape easily. Since we didn't met for a long time, I thought that the best was to stop talking about it. I still think that we shouldn't ignore reality.

We arrived to a town called Neustrelitz. Neu means New. The name Strelitz is a derivation from Polabian (the language spoken by the ethnic Slavic people that came from the Baltic Sea, at the Elbe River basin of northern Germany). Strelci means Shooter.

Long time ago, around 1278, this place was a small village called Strelitz. Over the centuries it became bigger, so the town of Neustrelitz was built next to Zierk lakeIt, becoming the official capital city of Mecklenburg-Strelitz in 1736.
Mülitz National Park

A bright and elegant orange blossom is the symbol of the city. The palace that used to be on the small hill was destroyed in 1945, but the beautiful garden still remains. A Neo-Gothich church along with a statue of a pricess that died when she as young and several tombs are located by the lake. This place is full of historical aspects.

Falk took me to what he said to be the best ice cream shop in town, located in the center of the town's square, and from the castle ruins we moved on through a street that was radially divided. We walked for about eight kilometers while talking about the town of Neustrelitz.

I wear the cobalt blue rucksack that I've been using almost everyday during the last seven years along with my favorite lace up shoes, which I bought years ago. They are pretty comfortable. I filled the rucksack with small little souvenirs from Japan, minimum necessary clothes and basic toiletries. Very light and simple journey. He asked his friend to keep my luggage. That was nice of him, otherwise I couldn't have been able to continue walking anymore.

We were heading to the rural village where Falk's uncle used to live, and where he spent vacations during his childhood. The buildings started to disappear as we continued walking, spreading endless grasslands in front of out eyes. Sun was setting very quick. "Shall we walk faster?", he asked.
Beautiful sunset

I was starting to be afraid that we couldn't manage to arrive to the village before night. In that moment I wish I had a headlight, but then I forgot about it since I was not alone. Completely far away from the hustle and bustle of the city, only our footsteps could be heard, endlessly echoing into the forest.

We saw some cattle grazing in the distance. I had a mystical sensation mixed with a huge relieve knowing that I was going to safely reach the town while looking at a beautiful sunset and nature. Expectations for an unknown destination along with tiredness and fear of the dark.

We spotted a goose on the darkness of the grassland. Contrary to the white gooses from Japan, this one was grey and dark. They are cautious with humans, so we couldn't get near it.

I head some birds chanting, so I looked up at the sky. Some clouds were thinly overlapping, making it look like the canvas of a painting. Two black gooses, were crossing the sky, coming from the west and heading to the east. We also spotted some fellows of the grassland goose eating something on the ground. The sky was becoming completely dark. Bats and unknown birds fled along the hazy path in front of us.

"Look! We can see the Cassiopeia constellation"

Looking up the night sky while listening to his voice, I could see thousands of sparkling gems scattered on top of the dark blue carpet floating over us. I never saw anything like that before in my life. So many starts twinkling and sparking.

I can't describe how beautiful it was even using Japanese.

For me, those starts shine much more brightly and attractive than the sparkle of dozens of carat diamonds. I felt like the distance between the sky and me as not so distant.

After walking for awhile, we finally saw the orange lights of the village.

This is my entrance talking about Mülitz National Park. I hope you can also live such an amazing experience when you visit it.

Tomorrow is Easter Sunday. We will go to drink pure water from the fountain that is located deep in the forest, but we are not allowed to talk until we drink the water. If we respect the belief, we will supposedly get beauty for one year! Let's see if it's true.

10/21/2015

エアフルト(Erfurt)歴史と文化、自然に恵まれた街(2)

ワスプの命から学んだこと(続き)

お庭で見かけるビーハウス
脚を折畳み、息絶えた一匹のワスプがファルクの手のひらの中に横たわっていたのでした。さっきから私たちの周りを沢山飛び回ってるワスプを何故いまさらファルクが捕まえたりしたのか、そして物や自然、エネルギー資源までももの凄く大切にするファルクがわざわざワスプを殺すのか。駆け寄った娘と私は思わずお互い顔を見合わせ首を傾げました。
「これ、見える?」
ワスプの死体を少し割き、ファルクが指さした先には黄色の鋭い細い針のようなものが見えました。(おそらく、いや当然ながらこれが針よね。それくらい私でも分かるけど…?)と思いましたがファルクは言いました。「彼女は人を刺すと、この針を体から失うんだよ。そしてこの針を失うということは彼女は死ぬんだ。そのことを彼女は知ってるんだよ。わかるかい?」
「She? ってことは女なの?針がなくなると死んじゃうの?」娘は興味深そうにファルクの手のひらを覗き込みながら聞き返しました。「そうだよ。彼女自分が死ぬことを知っていて刺すんだよ。命を捨ててまでも刺すということはそれ程までも彼女は身の危険を感じてるんだね。刺さなきゃいけないぐらいの危機をね。」ハッとした表情の娘を前にファルクはさらに続けました。
「Šíkaが怖がって素早い動きを見せたり彼らを追い払おうと刺激を与えたりしなきゃ、滅多に向こうから攻撃しては来ないよ。だって刺すと死ななきゃいけないって彼女たちはわかってるんだから。」
そう言い終わるとファルクはワスプの死骸をつまみあげ、食べ終わったイチゴのヘタと一緒に飲み終わったバターミルクのカップへと片付けました。
「私にそれを見せるためにこの子を殺したんだ...ファルク。」娘はもう一度死骸を見せてとカップから取り出したワスプを神妙な面持ちでじっと見つめもう一度カップにそっと戻してました。結局彼が娘に言いたかったことは、どうしたら刺されないで済むか?ということではなくて、蜂と人間が共存するための最良のヒントを幼い娘に教えてくれたのですね。

一年中何かが咲く蜂のためのブレンドシード

ワスプに限らず今回エアフルトでは蜂と人間のバランスのとれた関係性を築くための様々な工夫を間近で見ることができました。例えば蜜蜂のための手作りビーハウスや、一年中何かが咲くという蜜蜂のための花の種など。ファーマーズマーケットでも必ずと言っていいほど蜂蜜を見かけます。自然と人間のバランス関係を上手く保ち、メリットを共有し合っているドイツの人々。苦手意識のある相手でも一歩踏み込んで相手を深く知る事で得られる円滑な関係性、人間関係に置き換えたとしても有効かもしれませんね。

10/02/2015

外で食べる!

外で食べる!connect with nature

タイトルだけ見るとまるで外食産業を後押ししているように聞こえますが、そういう意味ではないんです。

私の実家は田舎の兼業農家で、沢山土地があって山も川も海も近く自然そのものが遊び場でした。果物やお菓子も友達と遊びながら庭でよく食べたものです。学校の往き帰りの山裾の道では野生のざくろやぐいび(グミの実、都会では滅多に見かけませんが。東アジア一帯に分布するグミ科、低木の落葉樹で赤い実をつけます。英語ではシルバーベリー。)を見つけては摘みながら帰ったものです。
野生の木の実などを見つけるのも楽しいです。
家族も特に田植えや稲刈りの時期は飲み物や食べ物を用意して田んぼに持って外で畔に座り山を眺めながらティータイムを楽しんでいました。
外で食べていると、小さな虫や小鳥が飛んで来たり心地よい風が吹いてたり、耳を澄ませば川のせせらぎ、山鳥の声、遠くを走る貨物列車が鉄橋を渡る音が聴こえてきます。土や樹木の香りが漂う中で周りには美しい景色が広がっています。そのような環境の中での食事は、狭い閉ざされたスペースでテレビなどを見ながら摂る食事とは同じように料理されたものでも全く違った味に感じられるに違いありません。試してみてください。いつものおにぎり、サンドイッチ、別に特別な料理じゃなくてもいいのです。休みの日は少し食事の時間を長めにとって近くでも少し雰囲気のいい場所を選んで食べてみてください。
寛容的な気持ちになり、日々のストレスの要因に気付き対処できるゆとりを見い出すことが出来たりします。さらに時間をかけて食事することで食べ物に対する有り難みを再確認できますし、自然の中で五感を刺激しフルに稼働させることで日頃気が付かなかった新しいアイディアが生まれてくるかもしれません。
思うことは人それぞれ違いますが、少なくとも私の場合、外にこだわる幾つかの理由がそこにあります。


さて、では「外で食事を楽しむ!」となると多少の準備が必要になります。1人だけのシンプルなおにぎりだけの食事から、友達や家族と一緒に出掛ける大規模なピクニックまで。季節や人数など、シチュエーションによって準備するものは大きく変わってきますが、どんな時でも役に立つ基本のピクニックキットを作っておくと便利です。私は外での食事が大好きなので、自分のピクニック専用バスケットに常にあれこれ詰め込んで出掛けられるように専用の棚に全て準備しています。
その内容を参考程度にご紹介しますね。



・ピクニックバスケットまたは保冷バック...夏は保冷バックが安心です。普段私は口が大きく開いたカゴバックをピクニックバスケット専用にしています。


・ピクニックシート...裏が防水なら湿った草の上でも大丈夫なので理想的ですが、私はウールの敷物を使っています。


・マルチなナイフ...リンゴなどの果物を切る時や簡単な野外料理に重宝します。パイなどをみんなで切り分ける時も。


・小さめのまな板...私はオリーブの木でできた小さめのまな板を使っています。大きい方が何かと便利ですが、電車や自転車などでの移動にはこのサイズが丁度いいのです。


・環境に優しいプラスチック製の食器...生分解性プラスチックやメラミン食器などがお勧めです。せっかく自然の中で美味しい物をいただくのですし、安心して食べられる食器がいいですね。


・ビニール袋...ゴミは持って帰ります。


・ペーパーナプキン...口元を拭く以外にもセットしておくと余った食材を包んだり、広げてスナックをシェアしたりと何かと便利です。


・虫除けや日焼け止めなど...私はリュックに絆創膏も入れています。


チェコのガーデンパーティーにて。
準備をしておけば、お弁当を準備するだけでいつでも気が向いた時に出かけられますしね。
あっという間に毎年過ぎ去ってしまう快適な気候の日本の秋。バックパックにお気に入りをいっぱい詰め込んで爽やかな青空の下でランチをしましょう!

7/17/2015

From our road trip! 熊本 阿蘇より vol.1

自然に触れる旅、阿蘇

Amazing nature spot. Aso in Kumamoto prefecture.

5月の連休明け、気候はまだ暑くもなく夜は少し肌寒いぐらいでした。
東から西へ日本海沿いをずっと車で走りさらに南へ下り、下関を抜け九州へ入り福岡市の次に訪れたのはずっと長い間もう一度来てみたかった阿蘇です。
私が初めて阿蘇に来たのは中学生の時の修学旅行でした。
もう随分前の事ですが、当時の思い出の中で一番印象深かったのが壮大な自然が残る阿蘇の大観峰からの景色と放牧されていた馬との触れ合いの出来る美しい山でした。
阿蘇の山の麓には温泉街があり、広い範囲で畑が広がっていて美味しそうなお野菜が沢山売っている道の駅もありました。
私たちは新鮮なほうれん草やトマトを買ってキャンプ場へ向かいました。

阿蘇の山々に囲まれた道をのんびりドライブ。とても清々しい気分になれます。
Driving between the mountains. Refreshing mountain air!


坊中キャンプ場 <Bochu campsite>

Beautiful and low-cost campsite in Aso!

阿蘇の市街地から少し山を登って行くと、10分もしないうちに左手にキャンプ場が見えてきます。坊中キャンプ場  設備も充実していて芝も綺麗に整備されているリーズナブルで素敵なキャンプ場です。ファミリーサイトではツーリング中の方々も皆個々に自然の中でキャンプを満喫していらっしゃいました。そして管理人の1人松本さんはパラグライダーのインストラクターでとても親切な方です。パラグライダーの体験を阿蘇で!という方は是非こちらの松本さんを訪ねてみてはいかがでしょうか。パラグライダーのスペシャリストでパラグライダーを通じての国際交流も深めていらっしゃる松本さんはヨーロッパの山々をも楽しんでいらっしゃるそうです。阿蘇の絶景スポットをきっと案内してくださるはずです!
私はと言いますと、パートナーからのスペシャルプログラムで早朝ヨガセッション。小鳥のさえずりが響く緑に囲まれた澄んだ空気の中でのヨガは特別に素晴らしいものでした。
ヨガは初心者なのですが、体調に合わせて体を動かせるのが魅力ですね。
美しく手入れされた芝。坊中キャンプ場ファミリーサイトにて。
At Bochu campsite. I am a beginner of Yoga :)

7/04/2015

毎日の生活に必要不可欠なもの

 
 


Nature is the art of god -Dante-