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11/18/2016

Organic Herb Cookies

Rosemary Cookies from Kamigori! 

大阪市内から約100km、兵庫県南西端部。そこを流れるのは名水100選にも選ばれている千種川。そしてその川と緑の山々に囲まれた澄んだ空気の美しい田舎町、赤穂郡上郡町。
少し南に下れば忠臣蔵で有名な赤穂市があります。
上郡町は赤松円心の町として知られるぐらいで、特に目立った観光地はありませんが自然に恵まれた環境を活かして農業などは盛んに行われています。船坂の葡萄も有名ですね。そこで昔から母が苺やキウイ、ガーリックなどの野菜を栽培しており、私が数年前にメディカルハーブの勉強をしていた際、無農薬で何かハーブを数種類育てて欲しいとお願いした事がありました。
実際メディカルハーブの試験などはハーブの特徴、薬理効果や用途を問われるのですが私の場合触った事も見た事もないハーブをひたすら覚えて試験に臨み、知らないハーブについての問題を解くというものでした。先にアロマセラピーを勉強していたお陰で何と無くハーブのディプロマも取得する事が出来たという訳なのですが。当時はるばる東京農業大学のキャンバスに出向き記念すべきメディカルハーブコーディネーター第一回の試験を受けましたが、はっきり言って後にセラピストをしていなかったとしたら私には何も役に立たない資格だったかもしれません。
話は戻りますが、実際そのハーブの中で1番日本で身近に見られるものがミントに次いでこのローズマリーだったように思います。
かの有名な若返りの水ハンガリアンウォーターはローズマリーが主原料として使われていました。

ローズマリーについてはまた後日詳しくまとめてみようと思っていますが。ミントの仲間に分類される爽やかな香りのローズマリーはデトックス効果があり、消化を促進し記憶力を高めるなど様々な薬理効果が期待できるハーブで古くから民間療法や料理、スープや肉料理の香り付けに使われています。
そのローズマリーを使っていつか焼き菓子をアレンジしたいと考えていました。フォカッチャはよく焼きますがそれ以外でついに先日納得のいく焼き菓子を完成させる事が出来ました。
最近はヘルシー志向の需要が高まり引き続きスーパーフードやヴィーガンを打ち出した焼き菓子も多く見かけます。それはそれで素敵ですし、私もたまに菜食を好む時もあります。
でも基本的に私の考えているウェルネスとは引き算の考え方ではなく、グローバルな視点で新しい組み合わせや食べ方、ちょっと珍しいものを取り入れ、それらの素材を工夫し美味しく料理して、口に入るまでのプロセスに携わった全てのものに感謝を忘れずキレイに食べる。そういった情報などをシェアしていけたらと考えています。そして適度な運動を心がけて無理をせずにストレスを溜めないというホリスティック(包括的)なヒーリングやウエルネスを実践。
空き時間を利用してそれらを形に出来たらという思いから今回のクッキーが出来ました。
2009年、ルクセンブルクのカフェでコーヒーを注文したら一緒にお皿に乗ってきたホロリとした食感のクッキー生地が印象的でした。そのアイディアを基にアーモンドプードルでさっくり感を出し100%無農薬の上郡産ローズマリーとフランス産細挽き小麦粉と全粒粉、平飼い卵と安心できる材料を使って今回のクッキーを作ってみました。
有難いことに今年十数年を迎える神戸グローバルチャリティフェスティバルで今年もアロマセラピーのお店を出展させて頂きますが、そちらのブースでこのクッキーも販売致します。お近くの方は是非足を運んで頂けたらと思います。

6/25/2016

カレンデュラ(キンセンカ)

日本では観賞用、ヨーロッパではメディカルハーブ

和名: 金盞花(キンセンカ)
別名:ポット・マリーゴールド

梅雨の真っただ中、バルコニーで育てているハーブやお花にお水をあげなくても良いという点以外は私にとってあまりメリットのない雨の1週間です。
そのバルコニーで育てているカレンデュラの黄色い花が一輪、美しく雨の中に咲いていました。

南ヨーロッパ、地中海沿岸が原産地であるキク科のカレンデュラ。和名は金盞花(キンセンカ)別名はポット・マリーゴールドなどと呼ばれている黄色やオレンジの花をつける一年草です。
民間療法で古くから親しまれてきたカレンデュラ。

日本には17世紀、江戸時代後半に中国から伝来したそうで、金盞花という和名は花の形が盃に似ていることからこのような名前が付いたとか。そしてカレンデュラという英名はcalendar( カレンダー)の語源となった言葉でラテン語の一ヶ月を意味するそうです。カレンダーをめくってもいつも花が咲いている、花の楽しめる期間が長いとう理由からカレンデュラCalendula と呼ばれたそうです。学名のCalendula Officinalis  オフィシナリスは"薬用の"という意味だそうで名前からどのようなお花か多少想像ができますね。日本では大半が仏花などをはじめとする観賞用の花として栽培されていますが、ヨーロッパではメディカルハーブとして扱われ食用花としても知られています。黄色やオレンジの明るい色の花をつけるカレンデュラはヨーロッパで十数種にも及び特にカナリア諸島では20種類が分布しているそうです。その鮮やかな色素は着色料、染料などの原料としても重宝され、比較的安価な事からサフランの代用品として利用されます。
余談ですがアロマテラピーではビターオレンジの葉や枝などから抽出されるエッセンシャルオイル、"プチグレン"がビターオレンジの花、"ネロリ"の香りに少し似ていて、大変高価なネロリより安く手に入ることから「貧乏人のネロリ」と呼ばれることがあります。ここではカレンデュラが「貧乏人のサフラン」と呼ばれ比較的安価な着色料として親しまれているのですね。
さて、そのカレンデュラ。花びらが重なっているもの(八重咲き)やそうでないもの(一重咲き)、花弁が黒いものなど色々な花を見ることができます。類似している花にマリーゴールドがありますが、こちらは食用ではないそうです。
オレンジや黄というカラーははポジティブなイメージですが意外にも花言葉はネガティヴで
・慈愛
・静かな想い
・暗い悲しみ
・別れの悲しみ
・乙女の美しい姿
・失望
・悲しみ
・用心深い
・悲嘆
・初恋
・さびしさに耐える
などが挙げられます。それもギリシャ神話に出てくる太陽神 へーリオスに纏わるエピソードに関連されているという説があります。もっと詳しく読む。


昨年、ドイツ人の医者である友人と一緒にロシア人とドイツ人の夫妻が営む農園を訪ねた時、そこでヨーロッパで見ることのできる色々なメディカルハーブや野菜、花や果物について教えてもらいました。夏だったので沢山の花が咲き乱れそこの畑の一角にカレンデュラもありました。
丁寧に手入れされている農園のハーブや野菜。
その説明で「ドイツでは薬用のハーブとして重宝されている。食べる事も出来るんだよ。」と花を一輪摘んで食べさせてくれたのですが、私が味見した時土を噛んだので吐き出して捨てようとしたら友人はそれを勿体無いと言わんばかりに拾って食べたという何とも奇妙で面白い衝撃的な出来事があったのを忘れることは出来ません。苦い味で刺身に添えてあるような菊の味がしました。

良薬口に苦しと言われるようにカレンデュラは多くの薬理作用があります。
私がサロン勤務の時、店頭で妊婦さんと赤ちゃんにホームケア用のキャリアオイルとしてお勧めしていました。妊娠中のママのケアから赤ちゃんのおむつかぶれにまで幅広く使えるカレンデュラの浸出油は以下の特徴があります。

抗ウィルス、抗菌、抗炎症、通経、発汗、利尿、皮膚・粘膜の保護、収れん、抗酸化、血行促進 などの効能があることから、胃炎、口内炎、風邪やインフルエンザの予防、冷え性、むくみ、生理痛などの緩和に期待できると言われています。

肌への作用としてのカレンデュラオイルは傷を癒したり、肌の上にバリアを貼ってくれるイメージがあります。肌の内部の水分を保持し、雑菌などから肌を守ってくれる働きがあるようですね。個人的にはマッサージの時のベースオイルにブレンドして使ったり、さらに抗酸化作用の高いアルガンオイルとブレンドして精油を幾つか落とし美容液として使ったり、あとは冬場の手荒れや傷のケア用に軟膏を作ったり肌のために使う事が多いです。

ハーブティーで飲む場合にも沢山ポリフェノールを含有しているので、抗酸化作用やアンチエイジング効果が期待出来るみたいですよ。ハーブやアロマセラピーで使う植物のオイルは薬のように即効性があるわけではありませんが穏やかな効果が得られるので比較的安心です。深刻な症状の場合はもちろんお医者さんに診てもらう方がいいと思いますけど、肌のための常備薬代わりにカレンデュラオイル、一本あるととても便利なオイルです。

6/20/2016

自分を見つめる旅 Newstrelitz (2)

今回は前の旅の日記の続きを書き留めておこうと思います。ノイシュトレーリッツはドイツ北西部メクレンブルク=ホワポンメルン州にある町で、ベルリンから北に約120km、(ローカル線の電車で1時間15分)のところに位置します。
沢山の湖が見られるノイシュトレーリッツ。

メクレンブルク湖水地方は約12000年前に氷河期最後の雪解け水によってこのような地形に形成されたそうです。
巨大な森、ミューリッツナショナルパークで湖のほとりを歩きながらそんな話を聞いていると頭の中に巨大な氷河が溶けて流れ込む様子が目に浮かび、感慨に浸りながらさらにさらに森の奥へと進んでいきました。
今朝は鳥のさえずり声と日の出と共に目を覚ましました。着替えを済ませた頃にちょうどファルクも部屋をノックしてくれました。まだ日中との気温差激しいドイツ。寝る前にファルクが準備しててくれていた薪ストーブのおかげで凍えずに熟睡できたはずなのですが…。実は旅の初っ端から大変なアクシデントに見舞われたのでした。
昨夜、夕食を済ませたあとファルクが私の部屋の出窓に喉が渇いたら飲めるようにと気を利かせてハーブティーの入ったティーポットを置いてくれていました。薪ストーブの火が勢いよく燃えて彼が言ったとおり、深夜には部屋がサウナ状態に。暑さに耐えきれず目を覚ました私は暗い部屋の中、月明かりがぼんやり照らす白い窓枠を頼りに手探りで見つけたレバーを引き、ずっしり重い窓を少し開けました。冷たい風がすうっと隙間から流れ込んで部屋は丁度良い温度に、私はまた深い眠りにつきました。その時いきなり側でガシャーンと陶器の割れる音がしてハッと目を覚ました。私はそれが何かという事にすぐ気が付きました。強い風が吹き込んできた瞬間、窓が押されて大きく開きティーポットが落ちて割れてしまったのです。間違いなく3世代は大切に使ってきたであろう古く美しいデザインが描かれたティーポットは悲惨な姿に、そしてまだおろしたてのカーペットにハーブティーが染み込んでしまいました。ファルクのお母さんの思い出がいっぱい詰まったティーポットを壊してしまった。ああ、時間を戻せたらいいのに...。とっさにテーブルの上に置いていた明らかに小さすぎるハンカチを染みに押し当て、壊れた破片を1つ1つ片付けながら次にどうすれば良いか考えていました。
薪ストーブのあるベッドルーム。
薪ストーブの炎は落ち、ほのかな温もりが部屋に残りベッドもカラッとふかふかで快適なはずなのにこの惨事のためにその後は全く眠りにつくことができませんでした。そして翌朝起きてから泉の湧き水を飲むまで口を開いてはいけないという約束事をすっかり忘れてしまっていた私は、おはようと言っても無反応なファルクに昨日の出来事がリンクしているのだと一方的に思い込んでかなり落ち込んでいました。周りの清々しい空気と木々の隙間に明るく差し込む朝日とは対照的に暗く沈んだ気分ままファルクの背中を追いました。森に入る途中でふと昨日の約束を思い出したのです。
どれぐらい歩き続けたでしょう。時計も携帯も持ち歩かない、暗黙のルールは了承済みです。ただ太陽の傾き加減と風の方角だけを頼りに巨大な森を歩き続ける彼は博識多才でとても同じ歳だとは思えません。「彼は話し出すと止まらないことがあるのよね。」と彼の母が話してたことを思い出し思わず笑顔になりました。日本を歩いて縦断し東海道を通って京都に辿りついた。と山で出会った時に聞いて彼はただ者ではなさそうだと思ったけれど、さすがに今回も私達が次に向かう方角を何の迷いも無く指し示す彼の指が私には彼はただ者ではないと語っているようにすら思えました。
ふと空を見上げると、太陽はまだ真上ではないことから正午より早い時間だということだけは私にもわかります。
朝に洗った長い髪もすっかり乾いて来た頃、やっと泉に辿り着きました。黒い土と湿った草の隙間からキラキラと湧き出る泉。ぬかるみを避けながら泉の傍に側まで歩み寄り屈んで両手いっぱいに掬いあげた湧き水を一口ふた口飲みました。それは冷たく、そして枯葉などの有機物を沢山含んだ湿地特有の土の味がしました。決して美味しい水とは言えませんがこの味は私にとっての唯一無二の忘れられない味になったのです。
一言目に口を開いたファルクは言いました。「喋りすぎだよ!笑」
忘れてた!ゴメン。笑い声は広い森に響き、水の流れる音と木々の犇めきあう音と共に穏やかに消えていきました。

森を歩いていると、所々に明らかに人工的に木で組まれた台があります。それは猟師の為の見張り台だとか。獲物の行方を観察する台だそうですね。そしてその近くに建てられた丸太の先を指して「これ何の味がすると思う?」とファルクは木の先を触ると指を舐めて見せました。私も真似して舐めてみたところ木を止めていた釘の錆びた鉄の味が鼻からツンと抜けました。「何これーっ!不味い。鉄!!」ハーブや蜜のフレーバーなんかを想像していた私は予想外の味に顔を歪めて叫んでしまいました。ファルクと一緒に味見する物っていつも変わった味がするような気が…(苦笑)「ああそうかい、まあ鉄の味もするけどね。笑」それは動物を誘き寄せる為に塩の塊を置く台のついた丸太だったのです。そう、この森は沢山動物がいるのですね。土の上には動物たちの毛や足跡が付いていてそこからファルクは動物たちがいた時の状況をいくつかの条件から推測して説明してくれました。「この両足跡の距離と体重のかかっている位置と足の爪の開き具合からして速く走ったことが判る。しかもこの足跡とこっちは違うね。これも違う。鹿の群れで何かから逃げたようだね。そして、あっちの木の下は安全な場所。あそこで止まってるね。」ファルクの話にのめり込むように聞きいっているとまた、私の頭の中に沢山の鹿の群れが目の前を走っているイメージが出来上がりました。他にも樹液を集めて天然ゴムを採取した頃の傷跡が木に残っていたり、1945年以前かつてのロシア赤軍がこの森で演習をしていた頃の戦車の通り道や停車場も当時のままの姿を残していました。そして木材になる木の種類もとても豊富でビーチやバーチ、ホワイトウッドやオークなどを身近に見ることができました。時々立ち止まって白い古い木の皮を剥いでポケットに詰めているファルク。何に使うのかと訊ねたところ、この木材が薪ストーブの火を最初に起こすときには1番最適だとか。さらに歩き続けましたが、森の中は陰が多くたまに冷たい風が吹くので薄着だった私の身体は徐々に冷えて来ました。寒いのかい?ファルクは道を逸れると徐ろにすすきの穂を摘み始め、集めた穂の束を私に差し出しました。そうです、私の予想した通りこれを背中とお腹に入れておけと。いい毛布代わりになるよね?と言わんばかりにファルクは微笑を浮かべ、また歩き続けました。すすきの穂は細かい屑が散らばり、硬い茎の部分がチクチクと肌に当たるので決して快適とは言えません。でも何も無いよりはマシだしこのまま寒さに耐え続ける訳にもいかないと彼のアイディアを肯定するよう自分を納得させて青いソフトシェルと肌着の隙間に乱雑にそれを詰め込みました。そしていつも通り振り返りもしない、待ってもくれない彼の後を追いました。着ぐるみを着ているかのように膨らんだおなかで。かなり不恰好な容姿のまま小走りで。その姿はまるでドラえもんです。こんな姿、見たらみんな笑うだろうな…。でも幸いここには誰も居ません。
そう、仮に大自然の中の社会に必要最小限の物だけで生きていかなければいけないとすれば、私は何を本当に必要とするのでしょう。考えてみるととても深く面白いのです。必要性の高いものの優先順位の位置付けとして"華美な装飾"例えばメイクアップなどはかなり優先順位の低い、もしくは不必要に等しいのではないかと思いました。一般に言えば子孫繁栄の為に雄を魅了する目的?それ以外にここでは必要では無いのかもしれませんね。いや、でも雄を魅了するのに着飾ることは自然界では通用しないのかもしれません。飾られた美は雨や風、自然界の中では一瞬にして消えてしまうもの。動物の中の人間として異性を魅了する為のものにはそういう飾られた美は必要なく知識や人間性、優しさや思いやり裸の自分になった時であっても無くならないものである必要があり、生まれ持った美しさや個性を受け容れてくれる相手が自然にパートナーとして成立するのかもしれないと思いました。でも実際私たちは森の中で生活している訳ではなく、モノに溢れた現代社会に属しているので少し話が違うとは思いますが。しかし日常社会に戻ってもきっとベースは同じであるべきなんでしょうね。そこにプラスαメイクアップやファッションで自分のカラー、香り、個性をアピールするのは悪く無いと思います。もちろん人それぞれ、意見は異なると思いますが。でも少なくとも私はこの数日しばらく日常社会から離れ周りからの情報、SNSを断ち、自然と向き合って過ごしてみた中で幾つか大切なことを再確認できた気がしました。

そして午後になり、私達が森の中から広い草原に出たときには二羽の野生のツルが華麗に舞う姿をも見る事が出来ました。暫く立ち止まり双眼鏡を開いた私達は静かに息を潜めて彼らの姿を観察しました。 細く長い脚の美しい二羽の鶴はエレガントで美しくいつまでも眺めていたいと思うほどでした。
この深い森には長い歴史と共に育まれてきた人々の知恵や貴重な自然の産物、野生動物の住処が残されている国立公園として沢山の自然愛好家に親しまれ続けているのです。
小屋に戻ったあと、ファルクは前日に作ったというミルクのスープを温めてくれました。なんかもうチーズっぽくなってるね、と笑いながら。お決まりのライ麦パンに始まってハーブ入りファーマーズチーズをはじめとする数種類のチーズ、リンゴとブドウ。シンプルでも温かい食事にイースターホリデーの沢山の美味しいチョコやナッツなどのお菓子を大人の私だけのために隠してくれるなど心憎い演出まで。彼の心のこもったホスピタリティに再び感動させられました。
鳥の図鑑と双眼鏡を片手に、森の木々の声、自然に残る歴史や動物たちの足取りを辿るこの旅で美しいものに出逢い、普段気付かなかったことについて改めて考えたり自分を見直すことが出来たことは何よりの収穫だったと思います。

Thank you so much! Peter, Johanna , and Falk. 

3/03/2016

Baking with simple ingredients. "Bolo"

上質でシンプルな材料で焼き菓子を。(Recipe in English)

たまごボーロ。柔らかい口溶けのふんわりボーロは子供の頃を思い出します。
家のキッチンで簡単に作れる大人も子供も大好きなシンプルな焼き菓子のひとつを紹介します。

Popular small cookies in Japan "Bolo"
Bolo (No fluor baking)


"Bolo" means one of the western style baked sweets in Portuguese.
We can buy those small cookies at supermarket and we often give the bolo to small kids in Japan. Of course I also love them so much. And taste of the cookies reminds me of childhood. Why don't you try to bake them at home? With only good ingredients!!


Ingredients (10-15 small portions )
1 egg yolk
80g cornstarch
30g brown sugar
2 tbs of milk
Powdered sugar for coating

Method
1. Preheat oven 160℃ and prepare a large baking sheet.
2. In a medium bowl, Mix all ingredients together and combine everything together with hands. Form the dough in small balls and place on the baking sheet. Spaced at least an inch apart from each other.
3. Bake for 18 minutes. When they are still warm but cool enough to touch, roll the cookies into some powdered sugar. Set aside on a rack to cool completely. When cool, dust again in powdered sugar.

11/08/2015

イベントレポート Kobe global charity festival 2015

Kobe Global Charity Festival 神戸グローバルチャリティーフェスティバル2015 

先日、11/1に神戸海星女子学院で神戸グローバルチャリティーフェスティバルがありました。当フェスティバルのディレクターであるエステラさんの特別オファーにより今年初めて個人サロンとして出店させていただき、色々と貴重な体験ができました。
当日は運良く晴天に恵まれ沢山のお客様にご来店頂きました。
今回の精油はニールズヤードレメディーズのもの。

お客様とのカウンセリングを通じて、セラピストとしても一個人としても沢山の発見があり充実したひと時でした。特に自然療法を生活の一部として取り入れていらっしゃる海外からのお客様が多く、日本でももっと身近に、気軽にアロマオイルやハーブが使える環境があれば素敵だと感じました。例えば寝る前に呼吸を快適に、リラックスして眠れるようにアロマミストをスプレーしているという11歳のエヴァ。今回のオリジナル精油ブレンドの際も私は精油のプロフィールと相性などを解説してサポートしただけで彼女はほぼ主体的に好みの精油をピックアップしてブレンドオイルを作りました。
ハンドマッサージは手軽にアロマセラピーが楽しめます。

ティーンエイジャーらしいシトラスとミント系の爽やかなブレンドでした。お客様は日本、アイルランド、アメリカ、オーストラリア、オーストリア、インド、スコットランドなどから。今回の内容はカウンセリングによるオリジナルブレンドオイル(テイクアウト可能)でのハンドマッサージ。トータル20分程度のメニューでしたが予想以上に大盛況でこれも全てボランティアで当日も応援してくれた山本さん、ショップのデザインや英訳を全てこなしてくれたニコ、コラボレーション企画を提案してくれたウィル、そして今回このような素敵な機会を提供してくれたエステラのお陰です。本当にありがとうございました。そして来てくださったお客様やボランティアのスタッフ皆様に心より感謝いたします。


10/14/2015

神戸グローバルチャリティーフェスティバル 出展のご案内

来月11/1(日)、今年で25年を迎える神戸グローバルチャリティーフェスティバルのディレクター、エステラさんから急遽出展オファーを頂きました。本当に急なので準備も整うかどうか何かと不安ですが楽しんで参加させて頂こうと思います。
今回はベッドスペースが取れないそうですので、カウンセリングに基づいて30種類のエッセンシャルオイルからお客様に合ったブレンドを作らせて頂きハンドマッサージを提供させて頂こうと思います。

Suiの売り上げの全てはKGCFに全て寄付させて頂きます。
入場無料ですので、色々な国のランチやイベントを観に是非足を運んでみてください。
詳細はこちら⇨Kobe Global Charity Festival 2015t

10/02/2015

外で食べる!

外で食べる!connect with nature

タイトルだけ見るとまるで外食産業を後押ししているように聞こえますが、そういう意味ではないんです。

私の実家は田舎の兼業農家で、沢山土地があって山も川も海も近く自然そのものが遊び場でした。果物やお菓子も友達と遊びながら庭でよく食べたものです。学校の往き帰りの山裾の道では野生のざくろやぐいび(グミの実、都会では滅多に見かけませんが。東アジア一帯に分布するグミ科、低木の落葉樹で赤い実をつけます。英語ではシルバーベリー。)を見つけては摘みながら帰ったものです。
野生の木の実などを見つけるのも楽しいです。
家族も特に田植えや稲刈りの時期は飲み物や食べ物を用意して田んぼに持って外で畔に座り山を眺めながらティータイムを楽しんでいました。
外で食べていると、小さな虫や小鳥が飛んで来たり心地よい風が吹いてたり、耳を澄ませば川のせせらぎ、山鳥の声、遠くを走る貨物列車が鉄橋を渡る音が聴こえてきます。土や樹木の香りが漂う中で周りには美しい景色が広がっています。そのような環境の中での食事は、狭い閉ざされたスペースでテレビなどを見ながら摂る食事とは同じように料理されたものでも全く違った味に感じられるに違いありません。試してみてください。いつものおにぎり、サンドイッチ、別に特別な料理じゃなくてもいいのです。休みの日は少し食事の時間を長めにとって近くでも少し雰囲気のいい場所を選んで食べてみてください。
寛容的な気持ちになり、日々のストレスの要因に気付き対処できるゆとりを見い出すことが出来たりします。さらに時間をかけて食事することで食べ物に対する有り難みを再確認できますし、自然の中で五感を刺激しフルに稼働させることで日頃気が付かなかった新しいアイディアが生まれてくるかもしれません。
思うことは人それぞれ違いますが、少なくとも私の場合、外にこだわる幾つかの理由がそこにあります。


さて、では「外で食事を楽しむ!」となると多少の準備が必要になります。1人だけのシンプルなおにぎりだけの食事から、友達や家族と一緒に出掛ける大規模なピクニックまで。季節や人数など、シチュエーションによって準備するものは大きく変わってきますが、どんな時でも役に立つ基本のピクニックキットを作っておくと便利です。私は外での食事が大好きなので、自分のピクニック専用バスケットに常にあれこれ詰め込んで出掛けられるように専用の棚に全て準備しています。
その内容を参考程度にご紹介しますね。



・ピクニックバスケットまたは保冷バック...夏は保冷バックが安心です。普段私は口が大きく開いたカゴバックをピクニックバスケット専用にしています。


・ピクニックシート...裏が防水なら湿った草の上でも大丈夫なので理想的ですが、私はウールの敷物を使っています。


・マルチなナイフ...リンゴなどの果物を切る時や簡単な野外料理に重宝します。パイなどをみんなで切り分ける時も。


・小さめのまな板...私はオリーブの木でできた小さめのまな板を使っています。大きい方が何かと便利ですが、電車や自転車などでの移動にはこのサイズが丁度いいのです。


・環境に優しいプラスチック製の食器...生分解性プラスチックやメラミン食器などがお勧めです。せっかく自然の中で美味しい物をいただくのですし、安心して食べられる食器がいいですね。


・ビニール袋...ゴミは持って帰ります。


・ペーパーナプキン...口元を拭く以外にもセットしておくと余った食材を包んだり、広げてスナックをシェアしたりと何かと便利です。


・虫除けや日焼け止めなど...私はリュックに絆創膏も入れています。


チェコのガーデンパーティーにて。
準備をしておけば、お弁当を準備するだけでいつでも気が向いた時に出かけられますしね。
あっという間に毎年過ぎ去ってしまう快適な気候の日本の秋。バックパックにお気に入りをいっぱい詰め込んで爽やかな青空の下でランチをしましょう!

7/28/2015

Natural Herb Soap 手作りハーブ石鹸

質の良い材料で作る自分だけのハーブソープ

春にパートナーが日本に帰ってきたとき、歯磨き粉を色々な精油を使って作ってくれました。
フッ素を含まない歯磨き粉のレシピへ(フランス語)
無添加のものは安心して使えますし、香りの種類や固さなども細かく調節できるという点も魅力的ですよね。使い心地もよく、毎日のバスタイムが楽しみです。
本当は彼がインドへ行くまでに手作り石鹸を準備したかったのですが、今回は時間がなく間に合いませんでした。
先日、やっと時間が出来たので好みのオイルを色々選んでハーブ石鹸を仕込んでみました。
今回の石鹸はリラックス効果、アンチエイジング効果を狙ってラベンダーとローズマリーを使いました。毛穴の洗浄力もクレイで補いつつ、オリーブオイルベースで保湿効果の高い石鹸を作ってみました。以下にレシピを記載します。

 

オリーブオイルベースで作るクレイとハーブの石鹸(ラベンダー、ローズマリー)

ハンドメイドソープは作るのも使うのも楽しみですね。
材料(牛乳パック1個分)
 
・精製水・・・ 170g

・苛性ソーダ・・・70g
・オリーブオイル150g
・大豆オイル・・・150g
・パームオイル・・・150g
・ホホバオイル・・・50g
・ラベンダー精油・・・30滴
・ローズマリー精油・・・20滴
・クレイ・・・大匙1
・ドライハーブ・・・適量
・牛乳パック・・・1個
 
用意するもの
 
・温度計
・耐熱蓋つき容器
・ボウル2個
・ゴム手袋
・保護眼鏡
・新聞紙
・はかり 
・鍋
・泡だて器
・まな板
・包丁
 
作り方

  1. 保護眼鏡、手袋を準備したら耐熱性ボトルに精製水を入れ、少しずつ苛性ソーダを加えて溶かします。完全に溶けたら蓋を閉め、水を張ったボウルに容器を入れて60度まで温度を下げます。(苛性ソーダに水を加えると発熱します。取り扱いには十分気を付けてください。)
    温度をしっかりチェックしたら失敗はなさそうです。
                           
  2. 鍋にオイル全て入れて混ぜ火にかけます。60度まで温めたら(すぐに温まるので要注意です!)1の苛性ソーダ水とオイルの温度が同じであることを確認して乾いたボウルにオイルを入れて1の苛性ソーダ水をゆっくり加えながら混ぜ続けます。
    黄色の透明から段々と白濁して重くなってきます。
  3. 20分ぐらい混ぜ続け、「混ぜ、休み」を繰り返します。このレシピはオリーブオイルとホホバオイルが入っているのですぐには固まらず、液が重くなり型に入れられる状態になるまで最低でも24時間以上はかかるので最初の一時間混ぜて休んだあとは、たまに混ぜる程度で大丈夫です。
  4. 液体が白く重くなってきて、液で表面に文字が書けるぐらいの固さ(トレース)になったら、いよいよ型入れです。精油とハーブ、クレイを混ぜ合わせます。きれいに乾かした牛乳パックの注ぎ口をテープで止めて四角い箱状にし、サイドに石鹸液を流し込む切り込みを入れます。
    表面に模様が描けるぐらいの重さ。
     
     
  5. 液体を型に注いだら机の数センチ上からそっと型を数回トントンと落として中の空気を抜きます。切れ込みを蓋して塞いだらタオルで型ごと包み、保温性のある箱などに入れて24時間以上寝かせます。
  6. 24時間以上寝かして固まったら型から外して好みの大きさに切り分け、風通しの良い日陰に置いて最低一か月熟成させます。その間にも鹼化が進行し、アルカリが徐々に弱くなり使える状態になったら完成です。チョコレートなどのシリコン型にも流せます。私は小さいバラ型をいくつかつくってみました。
小さい薔薇の石鹸は旅行用に重宝しそう!
 
オリーブオイルはとても保湿効果が高いですが、トレース、鹼化までに時間がかかるので、固まりやすい性質のオイルをいくつかブレンドして固さを調節します。精油の濃度はトータル500mlのオイルに対して50滴の精油を使用していますので(1drop=0.05ml)0.5%の濃度で作りました。色々なレシピを見てみましたが1パーセントまでの精油の濃度が良さそうですね。濃くても2%を超えるとコストパフォーマンスも良くないですし、性質の変化が心配ですね。今回の0.5%でも中にラベンダーを入れているので香りは十分良くかなり良い出来だと思います。
熟成、乾燥の期間は最低でも1か月ですが材料や気候によって大幅に差が出るようですね。自分好みの固さや香り、使い心地のレシピを見つけるのも楽しいでしょうね。
 
 

7/25/2015

繋がる、幸せサイクル

田舎の良いところ

先日近所に住む職場の大先輩に、自家製柴漬けを頂きました。なのでお礼にパイを焼いて持って行ったらまた畑で採れたバジルをスーパーの袋一杯持たせてくださいました。
今の職場で働き始めてから、何かと職場関係で知り合った農家の方々とつながりができ、有難い事に野菜を頂くことが本当に増えました。最近の都会では少なくなった光景ですね。

そういえば子供の時、田舎に住んでた頃は、よく隣のおばあちゃんが産みたて卵を持ってきてくれたものです。
ある日母にお使いを頼まれた私は隣のおばあちゃんの家に回覧板を持って行きました。「おばあちゃんー!回覧板!」いつものようにガラガラと重い錆びた鉄の門を力一杯スライドさせてあけたその時、庭で放し飼いされていたニワトリが木から舞い降りて突然勢いよく私の肩に飛び乗ってきました。(ニワトリが飛ぶなんてその時初めて知ったのです!)
鋭く尖った二本の脚の爪が私の肩に食い込んで、意外にも重いニワトリの体重にフラついてよろけ倒れた私は、回覧板を放り出し全身から目一杯の悲鳴をあげながら逃げ出したのは言うまでもありません。
それからニワトリが出てる時にはおばあちゃんの庭には近づかなくなりましたが、そんな目に遭ったにも関わらずニワトリの卵だけは毎回楽しみに頂いていました。
しっかりとぶ厚く茶色い卵の殻に千枚通しで穴を開けて、そこからストローをさして生卵を飲んでいた記憶があります。当時歯が悪かったうちの祖母の為に母が炊く白米は少しだけ柔らかめで私には物足りない食感でしたが、卵かけごはんも新鮮で美味しかったですし。卵黄の弾力と色が違うんですよね。双子ちゃんもしょっちゅうありました。
懐かしいです。放し飼いのニワトリの卵は本当に美味しいですね。

隣のおばあちゃんと春はワラビ取り、秋は山に栗拾いによく連れて行ってもらったものです。私の小さいな靴で栗のイガを踏んでは一生懸命に中身を取り出していました。虫食いが意外に多くて栗に穴を見つけては子供ながらに残念な思いをした事をよく覚えています。
今でも実家に帰ると母が「にんにくの代わりに玉ねぎを頂いたの!」とか「これはお隣さんの人参よ。」とか田舎の物々交換は健在ですが、私もこうして何かと頂く機会が多くあるので毎回お礼に無理のない程度の焼きたてパンやお菓子を持って行きます。ちょっと珍しい物を焼くと喜んでもらえてこっちまで幸せになれますね。素敵な幸せサイクル、もっとこれからも拡がっていくと良いですね。

手から手へ頂いたものにはその物以上の価値があると思います。


7/23/2015

ドライトマトと野菜のカルツォーネ


Bring your own lunch!

 
ピザって便利な食べ物だと思います。日本のお好み焼きやフランスのクレープやキッシュ、メキシコのブリート、韓国のチヂミ、中国の春餅、ブラジルのトルタやパンケッカ、ロシアのナレシニキにピロシキ。一品で完成してしまう美味しく手軽な食べ物って沢山あると思いますけど。中でもカルツォーネは仕事のランチに便利なんですよね。手軽に持っていけるし手も汚れなくてフィリングも冷蔵庫の野菜を何だって炒めてバリエーション豊富で。
今日はドライトマトをアクセントにタイムとガーリックを効かせた厚揚げ入りカルツォーネを作ってみました。厚揚げは和洋中問わず味付け次第で何にでも合います!


焼きたてのカルツォーネ、オリーブオイルとチーズの香りが最高!

カルツォーネ生地

全粒粉(強力粉)•••225g
塩•••小匙1
オリーブオイル•••大匙1
ドライイースト•••小匙1/2
ぬるま湯•••150cc

フィリング

にんにく•••1かけ みじん切り
ドライトマト•••40g お湯で戻しておいたもの
ジャガイモ•••小1個 
玉ねぎ•••小1/2個
ブロッコリー•••30g 
オリーブ•••20g
モッツァレラ•••70g 
厚揚げ•••30g 
タイム•••小匙2
塩コショウ•••適量
オリーブオイル
(ジャガイモ、ブロッコリー、オリーブの代わりに茄子で作っても美味しくいただけます)


作り方

1. 生地の材料をボウルに入れ10分くらい捏ねる。
(発酵しにくくなるので混ぜる前にイーストと塩が隣接しないように)
オリーブオイルを軽く塗ったボウルにまるめた生地を入れラップして35度ぐらいの温かい場所で30分寝かせ生地を2倍に発酵させる。




2.生地を発酵させている間にフィリングの準備をします。さいの目に切った材料をオリーブオイルを熱したフライパンでニンニクを炒め、香りが出たらジャガイモ、玉ねぎ、残りの野菜を順に加えながら炒めてタイムと塩コショウで味を調えます。




3,生地をカードで二等分し、粉をはたいた台の上で円形に生地を伸ばし、真ん中にフィリングを乗せたらシュレッドタイプまたはさいの目に切ったモッツアレラを乗せます。
縁に水をつけ半分の三日月形に折り畳み、中身が出ないよう完全に閉じます。オーブンを220度に余熱しておきます。



4. オリーブオイルをたっぷり表面に塗り、生地を天板に移したら、生地の真ん中に包丁の先で蒸気を逃がす小さな穴を開けておきます。


5. 余熱が完了したら220℃のオーブンで15分から20分、表面がきれいなきつね色になるまで焼き上げます。焼きあがったらオーブンから取り出し、さらに表面にオリーブオイルを塗りパルメザンチーズを散らします。焼きたてを熱いうちにサーブしましょう。




温めなおすときのポイント

 
※ 冷めたら一度レンジで少し温めてからオーブンでもう一度焼き直すのがお勧めです。
焼きたてはクリスピーで最高です。フィリングは色々バリエーションを変えて作ってみてください。トマトとモッツアレラ、バジルとジャガイモ、サーモンとほうれん草のベシャメルなどもとてもよく合います。

7/22/2015

体内時計のコントロール

朝日に秘められたパワーとは

私は10代の頃から目覚まし時計を使った事がほとんどありません。空が明るくなると同時に目が覚めます。
今でも使う時は年に3回どうしても遅れられないフライトの日ぐらいで、それも念の為セットするだけです。実際アラームが鳴る前に自分で止めて起きています。ちなみに部屋のカーテンは自然光が入ってくるような薄いタイプで遮光性ではありません。
睡眠の質の向上は誰もが望むこと。

朝は自然に出掛ける2時間半前には目覚める習慣がもう何年も付いていて、朝バタバタするのがとても嫌なので今の生活サイクルはすごく気に入っています。
この生活サイクルは誰かに教わった訳でもなく、10代の頃からの生活習慣の中でそれが1番快適なので自然に身に付いていきました。
朝日は単に美しいだけではなかった!

体内時計は太陽の光で90パーセントコントロールされ、残り10パーセントは食事と運動で調節されるようです。体内時計って「睡眠時計」のほかに「腹時計」 (私の場合ちょっと腹時計は早くなりがち!笑) もあるそうで、ちゃんと朝ごはんをバランス良く食べる事で体の中に備わっている体内時計を正確に調整してくれる働きがあるんですね。朝ごはんを食べる事で低血糖状態を解消して1日を快適にスタートできます。活動の源となる朝ごはんは実はとっても重要だったのですね。私はきちんと食べる事が大好きなので、食べ過ぎはあっても朝ごはんを抜いて仕事に行くということはまずないですが。

朝ごはんも大切!

そして、部屋のカーテンの隙間から差し込む朝日もとっても重要だったのです!
朝の光は体内時計をコントロールするセロトニンの分泌を促します。セロトニンは朝に分泌されるホルモンで
朝日を浴びてから約15時間後の夜に夜眠気を誘うホルモン「メラトニン」の分泌を開始するよう脳から 指令が出るそうです。
セロトニンは精神のバランスを整える作用のある幸せホルモンのひとつで不足すると鬱、集中力の低下、偏頭痛、不眠、過食/食欲低下などを引き起こしてしまうそうで、どう考えてもメンタル面、フィジカル面で日々の生活の中でデメリットが大きいですね。
夜のホルモン、「メラトニン」は免疫力の向上や生活習慣病予防にもなり眠気を誘うので眠りの質が格段に良くなるようです。
もちろん人によってそれぞれ性格も違いますし生活スタイルも多種多様なので何が正しいかなんて誰も定義付けることはできませんが、テレビやパソコン、電気が何時でもそばにある現代社会において人間の生活リズムが人工的にコントロールされ、それによってストレスが生じている事を自覚しているのであれば体内時計のコントロールを試してみる価値があるかもしれません!


私の場合、平均睡眠時間は時間から6時間から6.5時間。たまに5時間という短い時間の時もありますが余程の事がない限り昼間疲れや眠気を感じません。3.5時間未満の睡眠は日常生活においての視覚関連のミスが発生しパフォーマンス低下に繋がるという研究結果が出ているのでいくら質の良い睡眠をとったといえ短すぎる睡眠はよくないようですね。

そしてちょっとスピリチュアルな話に逸れますが、朝目覚めの前に見る夢は潜在意識と深い繋がりがあるらしく夜明け前に見た夢が正夢になったり、夢に出てきたアイディアを行動に移すことで実際の生活に良い結果をもたらすことがあるようです。
先日、美しい何匹もの白蛇を捕まえる夢を見ました。母は「金運がUPするわよ。」とパートナーは「夢の御告げは行動に移さなきゃ!」と私が冗談半分でチャレンジしたインスタントのスクラッチ宝クジを買ってくれました。
なんと、冗談半分で買った一枚で1000円当たってしまいました! あるんですね、こういうこと。
あまり欲を出すとそれはちょっと違う気がするので大きな賭けには出ませんが、夢で見たアイディア、活かすと良いことがあるかもしれないですね。

7/18/2015

先人の知恵に学ぶ。

日本の梅雨。

今日は蝉が鳴いていました。台風は過ぎ去り、雨の後の湿気による日本特有の蒸し暑さにうんざりしているのはきっと私だけではありませんね。
湿気と同時にこの時期悩むのが食品の腐りやすさ。さらに食中毒などの心配もありますね。
私は毎年この時期になるとキッチンの消毒スプレーを作ります。軽く汚れも落ちるのでかなり重宝します。重曹や酢を使って作る掃除用スプレーなどもありますが、私の作るスプレーのレシピはアルコールと水と精油です。
とても簡単なプロセスなので、あえてレシピを紹介するほどでもありませんが折角ブログを書いているのでシェアしたいと思います。
 
 
 

ナチュラルキッチンスプレー 300ml

準備するもの
  • 消毒用エタノール・・・150ml
  • 精製水・・・・・・・・・150ml                 
  • ティートリー精油・・・・・25滴
  • レモン精油・・・・・・・・・20滴
  • スプレー容器
  • ラベルシール
 
作り方
 
1.   エタノールをスプレー容器に入れ、精油をよく混ぜる
2.   この時点で液体は白濁する。
3.   よく混ざった液体に水を全部入れ蓋を閉めてよく振り混ぜる。
 
※精油は親油性で水には溶けにくいのでアルコールと精油を先に混ぜておく必要があります。

 

 殺菌、防腐効果に優れた自然の産物

 
 
レモンは古代エジプト住民が魚や肉を腐らせないように使っていたといわれていますが、レモンの精油成分に含まれるシトラールが抗菌・殺菌作用を発揮します。そして生のレモンを水に落としたりするとクエン酸の働きによっても防腐効果があるようですね。香りも自然の柑橘なので人工的なものとは違って使用時も不快に感じることはありません。
ティートリー精油も同じく殺菌効果に優れていることが有名ですがオーストラリアの先住民、アボリジニは傷口にティートリーの葉を当てて傷をケアしたという話はよく知られています。
 
 
そして、食品に対しての古くからの保存方法は経験や偶然の発見により生み出されたものが今でも多くありますね。日本の文化で調べてみると笹団子のは防腐効果があり、上杉謙信の時代から戦に備えて携帯食としてすでに使われていたようです。「笹の葉で団子を包むのは、いい香りがするからかしら?」などと単純に考えていた私はちょっと恥ずかしいですけどね。他にも梅干しの赤紫蘇山葵にんにく胡椒などにも殺菌効果がありますから、例えば「寿司にわさびをつけて食べる、生姜で消化を促す」なんて理にかなっていますし、おにぎりの塩もただ味をつけるだけではなく 防腐効果も兼ねているなんて日本の保存食文化は素晴らしいですね。食品以外の例ではが建築物に使われている法隆寺の五重塔。1300年も耐えられたのはやはり檜の防腐効果が優れているというのも理由の一つだそうです。

 

ヨーロッパの食文化の歴史を物語る"ザッハトルテ"

 


Cafe Sacherで食べた元祖ザッハトルテ。甘さの裏には当時の糖蔵の知恵も隠されていました。

 
そう言えばサロンで働いていた時、ウィーンでケーキを食べたいなと友人(パティシエである元クライアントさん)に話したところ「折角なので元祖ザッハトルテを食べに行かなきゃ!」と言われカフェザッハー(Café Sacher Wien) でザッハトルテを食べてきました。確かに美味しかったけれど「あのケーキはちょっと私には甘すぎかな。」と感想を言ったとき、「ザッハトルテが生まれたころは冷蔵庫なんてなかったからね。昔のヨーロッパの人の知恵があのケーキには詰まってるのよ。」と教えてくれました。




1832年(今から約180年も前)に誕生したザッハトルテ。当時は冷蔵庫がまだなかった時代なのですね。糖分を著しく増やすと食品内の水分活性値が低くなることで食品の保存期間が長くなるということが証明されているそうです。腐敗を遅らせる方法に乾燥、冷凍なども挙げられますがこの腐敗原因である水分を糖分が減少させ、腐りにくく方法は家庭用冷蔵庫が1911年に施策的に製造され現在のような便利な冷蔵庫が出来るまで、昔の人の知恵と経験で受け継がれてきた方法がザッハトルテのような形で今も残っているのですね。そう解釈するとザッハトルテを含む昔からの和菓子や洋菓子がとても甘いということも納得できる気がします。
梅雨時期を快適に過ごすアイディアや知恵は身の回りに沢山あることに気が付いた梅雨明けの午後でした。
 
 

7/17/2015

料理の彩と栄養バランスの関係

白い皿の魔法

All looks beautiful using Brilliant white plate.



私が白い食器を選び始めた10年ぐらい前。おそらくその頃ぐらいからでしょうか、私が健康を意識し始めたのは。私がメインに使っている食器はフランス製の丈夫な白いApilcoです。カフェでもよく使われているようですね。
他にも日本のメーカーでは無印良品の食器も愛用しています。 選ぶ決め手となったのはまず、
  1. 日常使いに耐えられる丈夫さ。

  2.  飽きのこない使いやすい形とデザイン。

  3. メインは料理、皿は引き立て役。

お気に入りの食器なら❛大切に飾っておく❜という選択肢もありますが、食器の使い道としての観点からするときっと毎日の料理を盛り付けるという使い方が一番であることはきっと間違いないはずですよね。のんびり優雅に料理ができる日もあれば、家族を早く送り出すために一分一秒を争いながらフライパンを返す日もあるでしょう。少々雑に扱っても(本当は丁寧に扱いたいところですが・・・)割れたり欠けたりしない頼もしい存在。それが私の選んだApilcoなのです。
友人が作ってくれたパスタ。こちらはApilcoですね。
When you use the white plate the food really stands out!
 食器棚がオープンなスタイルの場合、お皿を見せる収納ということになりますよね。そんな場合に考えるのはスタッキングが出来て、ずっと使えるエイジレスなキッチンのパートナー。しかも丸みを帯びた縁がまた手になじんで使うたびに愛着がわいてきます。最後に皿は引き立て役ということを忘れちゃいけませんよね。
料理を始めたころは味ばかり気にして見栄えや栄養なんてあまり気にしなかったような気がします。年々経験を重ねて、それなりに歳も重ねていくと、いかに見栄えが重要かわかるようになってきました。それから、もちろん味もですが見た目が良ければ味も美味しく感じるものなんですね。赤=トマト、ベリー、にんじんなど色から味が連想できるように、人間の記憶や脳にインプットされた色と味覚のイメージは切っても切れない深い関係にあるようです。
もちろん食卓の雰囲気やクレンリネスも味と関わる重要な要素ですが、面白いことに色とりどりな料理ほど栄養バランスにも優れているということが実証されているようですね。

こちらはApilcoではないですが、かなり大きめの白い皿です。
Different colors typically mean foods have different vitamins and minerals.
私はシンプルな料理でも出来るだけカラフルに盛り付けられるよう心がけています。
シンプルな白いお皿は料理の引き立て役でもあり、盛り付けのセンスを磨くトレーニングにもなりますね!白いお皿にライスだけじゃ切なすぎますからね(笑) 

7/04/2015

毎日の生活に必要不可欠なもの

 
 


Nature is the art of god -Dante-